アメ車修理、トルク締め、マニュアル本

2023年2月6日更新

まずはアドバイスから

愛車のサービスマニュアルは必ず購入し持ちましょう

それとオーナーズマニュアルも必須です。

上記二項目については最後の方で触れています。

ガレージではトルク締めは当たり前としています

修理屋としても当たり前の事なんですよ本当は

行う作業により持っているべきトルクレンチの範囲が

決まってきます。

特殊な作業、例えばATとかパワーステアリングギヤーボックスとか

ユニットパーツをリビルドするなら、1Nm~必要になってきます

大きなトルクが必要なのは、エンジンクランクシャフトプーリー

ボルトやフロントハブベアリングナット(ボールベアリングタイプ)

などですね。

トルクレンチ測定範囲以上のトルクを掛けるときに道具を

延長させて計算して行う修理屋もいると思いますが

その方法では間に合わない修理もあるんです。

ならインパクトレンチで思い切り締めれば大丈夫だろ

なんていい加減な修理屋も居ます。

外れなきゃ良いんだろって、確かにそうですが、締めすぎは

オーバートルクと言って母材を破損させてしまうのです

怖いですよね、それを実行した修理屋さんが自分の車だったら

そんな事しますかね? たとえば他社に修理だして自分の愛車が

そんなふうに扱われていたらどうでしょうか。

絶対に激怒しトルクレンチを使え!っていうはずです、笑。

オーナーは修理に出す工場さんの設備や手持ち工具、車種経験

を聞いても良いんですよ。

それに対して生意気だとか逆切れする工場さんなら

他を見つけましょう。

 

サービスマニュアルは安いので良いんです

英語版しかありませんが、現在ではテキストの翻訳も

簡単にできますからね。

お勧めは、ヘインズ次にチルトンかな

国内で購入するならhttp://www.lindbergh.co.jp/

リンドバーグさんですね、ない時は取り寄せもしてくれる

はずです。

オーナーズマニュアルはウエブで、愛車の年式、車名、そして

オーナーズマニュアルと翻訳して検索すれば、

安く購入することができます。

私の愛車は1990年ブレザーK5なので翻訳して

1990 Blazer K5 Owner’s Manual

これで検索をします。

 

まぁアメ車の修理工場さんは信号の数ほどあると

思うので良い工場さんを探してください。

 

なんで今更トルクの話なの?って思うかもしれません

インスタではけっこう発信しているんですよ

トルクは大事、トルクは大切って

そしたらとあるインスタグラマーさんが

「そんないちいちトルクレンチで締めてたら面倒だし

作業が遅くならないか?」ってからかわれたんですね

修理屋の、勘、感、経験値程、トクルに関しては

当てにならない事はないって返信しておきましたけどね。