修理事例・対応事例

修理事例 対応事例

ジャガーEタイプ、アジャスタブルリアクションプレート アメ車修理

noimage
修理事例
車種ジャガーEタイプ、アジャスタブルリアクションプレート アメ車修理
依頼内容ジャガーEタイプ レストア アメ車修理

アジャスタブルリアクションプレート(1

 

 

 

アメ車修理、専門なのですが、今回はジャガーEタイプ。

エンジンがスワップされスモールブロックなのでアメ車

と見てもいいでしょ。

とは言えアメ車なのはエンジンだけ、あとはぜぇ~んぶ

ジャガーなので作業は難航しています。

リヤエンドと呼ばれている、デフ、ブレーキ、サスペンション

すべてが組み込まれているユニットがあります。

最初に手を付けたのがリヤエンド。

車体から外さなければなにも始められません。

くっいているのはどれだ?

ペラシャフでしょ、パーキングブレーキケーブルとブレーキライン

それに。。。

もうないか!リヤエンドと車体をくっけているマウント4個

を外せば下ろせるか。

思ったより簡単そう。。。そう思ったのもつかの間

1個のマウントとリヤエンドは3個のボルトナット

車体とマウントは2本のボルトナット

どちらが早いかと言えば本数が少ない方に

決まっています、いますが構造から見て車体と

マウントを止めているボルトナットには工具が掛かりません

仕方なくマウントは車体に残すよにしてリヤエンドを下ろす。

部品とサービスマニュルを見ながらリビルドを完成させる。

ガレージに入庫する前にレストアされたと聞いていたのですが

作業を進めていけば行く程「えっ?」「これって違うんじゃ。。。」

って箇所がてんこ盛りに。

私たち、初めて触る車を分解する時は触る前の現車が

見本のような物。

それなのに目の前にある車が見本にならないとは。

前もってサービスマニュアルを購入しておいてよかった。

ほとんどの作業はサービスマニュアルを見なら完成させらたのですが

フロントサスオペンションスプリング(トーションバーの取付)

の組付けには泣きたくなりました。

ストックのトーションバープレートを組むのなら

サービスマニュアルがありますが、オーナーの希望で

Adjustable reaction plates

アジャスタブル、リアクション プレートに変更するのです。

インスレーションは一応、販売店に記載されていますが、

“知りたい事が書いてない”

WEBで探しまくり幾つかありましたがどれも知りたい

事が載ってない、載せた本人も私と同じよう悩みを

書き綴っていました。

これから書くインストレーションが正しいとは限りませんので

ご了承ください。

作業を行ったメカニックなら分かると思いますが、トーションバーが

固定されるプレートなら何も悩みませんが、これからつけようと

しているプレートはトーションの強弱を調整できるのです。

それもかなりかなりひろい範囲で。

ストックのプレートでも難しいと言われているのに

調整できちゃうんですからもっと難しいのです。

なにが難しいのか

なにを知りたいのか

トーションバーはネジレによりスプリング作用をしてくれのです

ロアーコントロールアームに取り付け地面に接地した時には

「ギュート」ネジレていなければいけません。

ストックならSSTを使えますが、調整式となるとSSTを使った

としてもアジャッストできる部分は締めた所?

それとも緩めた所?

悩む分けです。

知りたい事とは、”そこ” なんです。

ここからさきは写真とキャプションにて。

+

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 車体はジャガーですがエンジンはシボレー スモールブロック350
  • SSTを使いロアーコントロールアームの高さを決めます。
  • 問題はここ、緩めた状態で組むのか 締めた状態で組むのかです。
  • 締めると接地した時のスプリング作用は強くなります。
  • 1回目はニュートラルで一番上になる ように取りけてみます。