修理事例・対応事例

修理事例 対応事例

アメ車のヘッドライナー張り替え、天張り、内装、インテリア

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修理事例
車種アメ車のヘッドライナー張り替え、天張り、内装、インテリア
依頼内容ヘッドライナー剥がれ、純正色生地にて張り替え。

アメ車のヘッドライナー(天張り)ってだらぁ~んと下がって

きますよね。

垂れてる箇所によっては、頭にふわふわと触れて気になり

だしたら運転どころじゃなくなってしまうのです。

もぉ~!!って手で押さえると一瞬だけ貼り付いてくれる

のですがまた「だらぁ~ん。。。」

この前までは範囲も小さかったのに、あれっ?!

広がってるじゃん!!

しょうがないからヒッチキスで、パチンパチン!

とか瞬間接着剤で。。。

どちらにしても表側からじゃ跡が残ってしまうし

見た目も良くない、涙

しゃぁ~ない修理に出すか、でもいっいた幾らかかるんだ

ヘッドライナーを外す工賃は車種により違いますし

張り替えるクロッチも大きさにより違います。

またクロッチも特殊で生地の裏側はスポンジになってるんですね

クロッチのサイズも特殊で一般に販売されている同類のクロッチ

では幅が無いのです。

ヘッドライナーのクロッチは車専用と言うことなのです。

なんとかクロッチを入手できてもどやって張り替えるんだ?

数多くの難題をクリアーしていかなければいけないのですよ。

今日はなんでも自分でやりたいんだ!人任せにしたくない!

ってオーナーのため参考になるような作業風景をアップして

いきますね。

ヘッドライナーを外す作業ですが、まずは左右のサンバイザー

ルームランプASSY、車種によりバックミラーなどを外す

必要があります。その他にプラスッチ製品のトリムなども

あります、トリムの取り付け方は色々で無理やり外そうと

すいると割れるので注意が必要ですよ。

割れる要因として気温が左右しています。

気温が高い時は(プラスチック製品は柔軟性がある)

逆に気温が低い時は硬くなっているので割れやすいのです

真夏に作業を行うのであれば製品の柔軟性を考えることは

必要ありませんが、寒い時は外そうとする製品をドライヤー

で温めるとか暖房全開で車内を温めるとかしておくといいでしょう。

ヘッドライナーを止めている物を外せたら社外に出すのですが

バンやワゴン車のように後ろが開閉する車なら後ろから簡単に

出すことができます。

後ろが開かない車はシートの背もたれを全部倒し開けたドアー

から出します。

どちらの車でもヘッドライナーは強い力で捩じったり曲げたり

しないように出しましょう。

無理やりだそうとすると折れますよ、折れたヘッドライナーは

修理できませんから気をつけてください。

外したヘッドライナーからクロッチを剥がすのですが、ベリベリって

剥がすと古いスポンジがヘッドライナー側に残ってしまうので剥がす

時はゆっくり少しづつ剥がすようにしましょう。

クロッチが剥がせたらサンドペーパー#80で全体を擦り

下地を作ります。

削りカスなどを取り除きヘッドライナー全体にボンドを

塗布しクロッチを被せシワが入らないように張り合わせて

いきます。

ボンドの乾燥には一日置きましょう。

ルームランプやサンバイザーが付く穴の処理はヘッドライナー

を取り付けてから行います。

そうそうヘッドライナーの張替えって専門業者さんでもやって

くれない業者さんが多いそうです、理由としてはサンバイザー

はクロッチを貼ってあるのではなくバイザーを作る時に縫込みして

あったり挟み込んであるんです、そのため作業に手間が掛かってしまう

のです。

ヘッドライナーが新品になると気になってくるのがサンバイザーの

汚れ。。。ガレージではサンバイザーのクロッチも張り替えますよ。

ヘッドライナーを取り付け開けたい箇所を小さく十字にカット

を入れて付ける物でクロッチを裏側に巻き込むようにして処理します。

どうです、簡単でしょ。

作業風景の動画はインスタにアップしていますので

興味のある人は見てください。

 

 

  • ヘッドライナーがきれいになると目立つのがサンバイザーの汚れですよね。これも張り替えますよ。