ダッチラムピックアップトラックのオートマオーバーホール
2020年1月28日更新
,オートマのオーバーホールってどんな事してんだろう?
って興味ありますよね!
シボレー、フォード、クライスラー、年式、車種により
構造も違うので作業も変わってきます。
今日はダッチ(クライスラー)のオートマッチクトランスミッション
のオーバーホール作業の様子を書いていこうかと思っています。
オーバーホールするアメ車は、ダッチラムトラックVINナンバー
の10桁目がSなので1995年式になりますよ。
載せられているミッションは46REと呼ばれている
少しだけ電気制御が使われているミッションです。
オーバーホールするには何かトラブルがある分けです。
ラムのトラブルとは
ギヤーが抜けてしまうのです。
低速走行中、信号待ちからの発進時にもアクセルを
踏んでも回転が上がるだけで進んでくれないのです。
何かの拍子にギヤーがスコン!と繋がり走ってくれるように
なるんですよ。
予想ではバルブボディーと言う部品の中のスプリングが
破損しているか油圧を保持するリップシールの小さな破損かな???
なんて予想です。
それじゃ分解してどこがダメなのか調べていきますよ。
これが46REの本体
GMの700R4(4L60)のATと比べるとかなり大きな個体です。
クライスラーのATはフォードやGMとは作りが少し変わっていて、
ケース(本体)エクステンドケースの二つから成っているんです。
これがエクステンドケース
ATを二つに割った所から作業をアップしていきますよ。