アメ車診断、ジャッキアップ、メンナンス
2023年6月10日更新
日常のメンテナンスをオーナー自ら行うアメ車乗りも多いと思います。
ここでは、自分でメンテナンスを行う時のアドバイスと注意点を書いて
いこうと思います。
文字だけになってしまいますが、飽きずに読んでみてください。
オイル交換は良いけど廃油はどうするの?
近くの修理工場さんやガソリンスタンドにお願いすれば
有料で廃棄してくれます。
有料ってのがね….
そう思うかもしれませんが、工場さんでオイル交換をお願いしても
廃棄料金は取らますよね。
廃棄料を取らない工場さんもあると思いますがそれでは
損じゃないですか工場さんが、取らない工場さんは工賃か
オイル代金に含まれる場合が多いのです。
オイル交換時にジャッキアップをしないとできない
車両の場合。
平らで砂利などがなくタイヤが回転するのに邪魔にならない
場所を選ぶ。
砂利などがある場所でもできますから後で書いておきますね。
パーキングブレーキを利かせ、ギヤはニュートラル
後ろのタイヤの後ろ側に輪留めを置く。
ジャッキアップしている間はキーはアクセサリーにして
ハンドルロックを解除しておく。
ジャッキの受けを所定の決められた場所にあてがいジャッキで
車体を持ち上げていくのですが、この時は細心の注意が必要です。
工場のような平で下がコンクリートの床ならジャッキの受けは
車体にあてがった箇所からズレことなく車体を引き上げてくれるのですが
砂利や小石があってタイヤの転がりを邪魔する地面だと、ジャッキの受けが
ズレだし外れて車体を落としてしまうのです。
要するにジャッキアップして車体が上がるには、車体が動くか、ジャッキが動くか、どちらかが移動しないと上がらないのです。
パンタジャッキのように受けが垂直移動をするジャッキは別です。
ジャッキだけで受けを上げてみたらよアームの動きが良く分かるとおもいます。
志村ケンさんの、あいぃぃぃ~みたいな腕のかたちにして
肘の位置を固定し手を上にあげようとしたら円を描くように上がり
ますよね、ジャッキもそれと同じです。
指先に定規のような長い物を載せ肘を固定し物を上げようとした
時に物が指先に着いてくれば物は斜めになって片方が上がっていきますよね
物が着いてこないと指先から落ちてしまいます。
なので、ジャッキで車体を上げる時は、タイヤが転がるか
ジャッキが移動するかしないといけないのです。
車体が上がりきったら必ずスタンドをしましょう。
スタンドポイントはオナーズマニュアルに載っていますから
参考にしてください。
スタンドの上に車体を下ろしたら、パーキングブレーキを利かせ
ギヤーをパーキングにもどしキーはOFF
輪留めをタイヤにしっかり押し付けて
これで安全にオイル交換ができるようになります。
オイルフィルターが回らない外れない!って事ありますよね
ガレージも手で簡単に緩むなんて事はまずないです。
固く締まったオイルフィルター、どうやって外すんだ?
ガレージなら専用の工具がありますが、いちいちそんな買ってられない
ですよね。
そこで色々なグッドアイデアがあるので紹介しておきましょう。
握力に自信がある人なら、フィルターの外側の油分をパーツクリナーなどで
除去し滑らないようにして力ずくで回す。
古いファンベルトを持っていたらメガネレンチにベルトを通す。
画像のようにオイルフィルターに装着してメガネレンチと
一緒にオイルフィルターを回して外す。
ベルトを掛ける箇所は底の方の固い部分。
胴体の柔らかい部分だとへこむだけで回りません。
ドレーンボルトやフィルターの締め付けトルクは各車規定が違うので
申し訳ありませんが各自で調べてください。
パンクやタイヤ交換でタイヤを外す時のジャッキアップポイント
オーナーズマニュアルに記載されているジャッキアップポイント
みるとフレームまたはスカート部分がポントになっていますが、
フレームやスカートですと、サスペンションショックアブソーバーが伸び切ってからじゃないとタイヤが上がってくれないのです。
少し車高を上げている車両などは車載のジャッキでは上げきれない場合も
出てきます。
そこで修理屋がやるジャッキアップ方法を紹介しましょう。
ジャッキポイントはフレームやスカートではなく、コントロール
アームやデデファレンシャルホーシングです。
どんなタイプの車両にもコントロールアームはあります。
ロアーコントロールアームはサスペンションシステムより地面に近い所に
位置していますから、アームを上げればジャッキが上がった分タイヤも上がると言うわけです。
アームには色々な形状の物があるので一概には言えませんが、なるべく
ボールジョイントに近い箇所で固いところです。
アームにあてがった受けが滑らないようなところにあてがって
ください。
一つのタイヤを外す時は、パーキングブレーキは利かせておく
ギヤーもパーキングで良い
ハンドルロックも施錠のままでOK
車体を上げる前に、外したいタイヤのラグナットを少し緩めておく
正常な締め付けトルクのラグナットなら、車載のレンチで簡単に
緩むはずです。
ナットを緩めたら、ジャッキアップを行い、タイヤを外す。
着ける時はスタッドボルトにスレッドコンパウンドを塗る
(焼き付き防止グリース)
ラグナットを手で回しウイルに着くまで締める。
タイヤは浮かしたままでタイヤを手で回らないように押さえておき
レンチで締める。
車体を地面に降したらトクルレンチでナットを締めていくのですが
ナットを締める順番があるので注意しましょう。
一筆書きで星の絵を描くような順番で締めていきます。
ジャッキアップ方法を書いてきましたが
次は、スパークプラグとプラグワイヤー、IGNシステムを
書いていきます。
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