ジャガーeタイプ修理だったはずが…。

2020年11月19日更新

今、ジャガーのeタイプって車の修理を行っているのですが

作業を進めるうちに修理ではなくレストアに近くなっているんです。

レストアって戻すとか再生するって意味がありますよね。

私の得意なのはアメ車のレストアと修理。

じゃなんでジャガーなの?

そうですよねジャガーはアメ車じゃないです

でもこのジャガーV8載ってるんです。

シボレー350エンジン、スモールブロックが!

しかもダイガストから70年代のSSカマロのエンジンで

メインボルトが4ボルトなんです。

マニアッな話になりますけどスモールブロックエンジンって

メインボルト(クランクシャフトを押さえているベアリングキャップ)

キャップを押さえているボルトが4本使われているエンジン

と2本で押さえているエンジンがあるんです。

4本で押さえられているエンジンはクランクシャフトの

高回転に耐えるのでマリンやレースなどで使われています。

それはわかったから、なんでアメ車屋さんがジャガーなの?

ですよね。

それは修理が好きだからです。

独断と偏見を取ったら何も残らない私は悩むことが

最初から分かるような車の修理が好きで好きで堪らない

のです。

なのでV8エンジンを載せられたジャガーの修理をやって

いるのです。

愛車診断を行いいつもと変わらぬ見積もりを

オーナーに提出し整備することになったのです。

すぐにサービスマニアルを購入し整備に備えました。

パーツはすべてオーナーが用意してくれたので助かりました。

現在もパーツ待ち作業を行う手を休めています。

休めていると言っても他のアメ車修理はやっていますよ

エルカミーノのレストア、ダッジラムバンのオートマオーバー

ホールやエンジン修理、フォードブロンコの修理とグランドワゴニア

のボディーを除いたレストアなど。

ジャガーの作業がなぜ止まったかと言いますと

修理(ほとんどが部品交換作業)をしようと古い部品を

外していくと周りに使われているボルトやナットが

再使用不可の状態だったり付随している部品もダメだった

してるのです。

その度にオーナーに部品の追加をお願いすると言った

状況なのです。

2020.11.18日現在、リヤエンド(サスペンション、アクスル、ブレーキ)

などの整備が完成し車体の取り付けたところです。

ジャガーのリヤエンドが実に面白い構造なので

次回レストア状況のページにアップしたいと思って

います。