1999年シボレータホ、CVジョイントブーツ交換、アメ車修理
-
Before
-
After
フロントジョイントブーツが破けたり、グリスがはみ出してくると
気になりますよね。
GM車に関してだけですが、最近では純正のブーツを入手するのは
難しくなってきています。
純正ブーツを使う時はバンドを締めるための専用工具’(スワッグツール)
が必要になってくるので汎用のラバーブーツで交換するようですね。
ガレージでは専用工具もあるので純正が良いって言うオーナーは
お問い合わせくださいね。
ブーツ交換とCVジョイントオーバーホールは同じ作業になるんですよ
工具を使いブーツを無理やり広げて交換する方法もあるようですが
それではジョイントの潤滑をするグリスは古いまま。
古いグリスは劣化し水分などが混入していますからジョイントを
分解する必要があるんです。
分解しないでジョイントの上にグリスをペチペチ押しつけて
お終いまって作業もあるらしいですがそれではジョイントが回転すれば
全部ブーツ内で散るだけで潤滑はしてくれません。
ブーツ交換作業工賃が極端に安い時はどんな作業をして
くれるのか確認をしましょう。
車両から外したCVジョイントはまず分解をします。
ジョイント部分、シャフト部分に分けられます。
ジョイント部分はインナー、アウターと2個あり
それぞれ作りも違ってきます。
インナーはニードルベアリングで構成されたジョイント
アウターはボールベアリングで構成されています。
インナーのニードルベアリングはバラバラに分解し
キズ、摩耗などを調べますよ。
ボールベアリングも同じ点検を行うのですが、分解方法が
まるでパズルのようなので省略されてしまう場合が
多いようですね。
大切なのはボールジョイント部分で分解しないと新しいグリスを
充填する事ができないと言う事です。
分解せずに洗浄してジョイントの上に塗りたくり押し込んで
行く方法もあるらしいですがこれでは全体に充填されません。
安く済んで良いやって思っているとジョイントが摩耗したり
焼き付いてしまうのです。