戸村ガレージについて
私の「こだわり」は戸村ガレージのポリシー
修理にプライドなんていらない。
下手なプライドは自分を向上させないばかりか
カスタマーとのコミュニケーションも絶ってしまうと思うのです。
外車修理一筋、30年。
30年間で得たことは。
出来ないことには手を出すな。
手を出そうとするのなら、出す前に知識と道具を自分に備えろ。
私が、外車修理「専門」にしているのは、国産車に対しては、知識も乏しく
もの凄い勢いでコンピュター管理されていく車両を診断できる機械を持っていないからです。
安い工具やスキャナーでは私が満足できないんです。
手を出さない作業は他にもあります。
例えば、アライメント。
このカテゴリーは奥が深く繊細です。私がいくら勉強したところで今からでは「こだわり」を持った作業はできないからです。それほど難しい作業なのです。
板金塗装も同じです。
日本の板金塗装屋さんは「魔法使い」と呼ばれています。へこんでしまったドアーやフェンダーを修正し紫外線で焼けた色を再現し塗るのですから、まさしく魔法使い以外の何者でもないでしょう。
ここで挙げていない作業は、すべて私達がこの手で行います。
人任せにはしてはいられないのです。
お預かりしている間、いつご連絡いただいても状況を即答できます。
戸村ガレージでは、フロントマンとメカニックの区別はありません。最初に対応させていただいたメカニックがあなたの専属メカニックになります。たらい回しにすることは絶対にしません。
プライドを捨てた訳ではありません。
「カムバック」。読んでの通り「帰ってくる」。
日本では「クレーム」にあたります。あまり耳にしたくない言葉ですね。
自信とこだわりを持って修理した作業でも、「絶対」と言う言葉は有り得ないと思っています。
プライドが邪魔をして、カムバックを素直に認められなくなってしまうのです。
自信とこだわりがあるからこそ、カムバックを受け入れる事ができるのです。
修理にプライドは必要ありません。
必要なのは「自信」と「こだわり」です。
本当の修理は、部品を交換する事ではありません。
交換をするべき部品を見つけるのが修理なのです。
「じゃ、お預かりして見積をだしますね」と言いますが、 不具合個所を見つけだすために点検作業をします。
この「点検作業」の金額を提示された事はあるでしょうか。
まず、ないと思います。
点検作業が簡単な作業で済んでしまえば問題はありませんが、万が一、随所、分解点検を実施しないと分からなかったらどうでしょうか。
見積を出す点検だけで高額になる場合もあるのです。
戸村ガレージのこだわりは見積の段階から始まっています。
車の症状に合わせた見積点検料をまず最初にお伝えしています。
その後、変更が出る場合は金額に関わらず必ずオーナーに了解を頂いてから作業続行をしています。
格好つけても仕方ありません。
私達は作業にこだわります。オーナーは私達の技術と金額にこだわってください。
修理はオーナーと信頼関係が持ててこそ、こだわれるのです。
少々偏屈、堅者ではありますが、よろしくお願いします。
2009年10月20日
戸村ガレージ 代表
Satoru.T