愛車診断の点検内容
~ Inspection contents
フロントブレーキ | ・ブレーキペダルの踏みしろ |
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・ブレーキパイプの錆び、干渉 | |
・ブレーキパットの残量、取り付け状態 | |
・ブレーキローター&ドラムの磨耗、変形など | |
・ブレーキホースの硬化、ひび割れ、干渉 | |
・ABS装着車の場合、配線の切れ、干渉 | |
フロントアクスル | ・ハブベアリングのがたつき |
・回転させた時の異音チェック | |
・ハブキャップの状態 | |
・コントロールアームUPボールジョイントのがたつき、 ダストブーツの切れなど |
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・コントロールアームUPブッシュのひび割れ、磨耗 | |
・コントーロルアームLOWボールジョイントのがたつき、 ダストブーツの切れなど |
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・コントロールアームLOWブッシュのひび割れ、磨耗 | |
フロントデフ | ・オイル漏れ |
・ブッシュの異常 | |
・取り付け不良 | |
・ギヤーオイル量 | |
・フロントドライブアクスルシャフトブーツの切れ、 グリスのはみ出し |
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サスペンション | ・コイルスプリングの状態、へたり、曲がり |
・ショックアブソバーの状態、オイル漏れ、取り付け部分ブッシュの異常 | |
ステアリング リンケージ |
・ステアリングコラムの異常 |
・ステアリングギヤーボックスの状態、オイル漏れ、取り付けの緩み | |
・ピットマンアームの状態、ボールジョイント部分のガタつき、取り付けの緩み | |
・アイドラアームの状態、ボールジョイント部分のガタつき、取り付けの緩み | |
・ドラックリンクの状態、ボールジョイント部分のガタつき、取り付けの緩み | |
・タイロッドエンドインナーの状態、ボールジョイント部分のガタつき、取り付けの緩み | |
・タイロッドエンドアウターの状態、ボールジョイント部分のガタつき、取り付けの緩み | |
・ステアリングダンパーの状態、オイル漏れ、取り付け部分ブッシュの異常 | |
タイヤ | ・タイヤの状態、溝の深さ、変磨耗、異物の刺さり、空気圧 |
エンジンアンダー | ・ブレーキペダルの踏みしろ |
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・エンジンの状態 | |
・ヘッドガスケット | |
・オイルパンガスケットなどからオイル漏れ | |
・クーラント漏れ | |
・エンジンマウントのつぶれ、切れ、硬化 | |
・パワーステアリングポンプのオイル漏れ、取り付け不良 | |
オートマチック トランスミッション |
・オイル漏れ |
・マウントのつぶれ、切れ | |
・シフトリンケージブッシュの割れ、緩み |
ブレーキ | ・サイドブレーキの踏みしろ |
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・ブレーキパイプの錆び、干渉 | |
・ブレーキホースのひび割れ、硬化、干渉 | |
・ブレーキローター、ドラムの歪み、磨耗 | |
・ホイールシリンダーからのブレーキオイル漏れ、固着 | |
・サイドブレーキの作動 | |
・ブレーキシューの残量、割れ | |
・ライニングのはがれ | |
・フューエルフィルター、ホースの状態 | |
・フューエルポンプの異音 | |
・燃料タンクの取り付け状態 | |
・エキゾストパイプ、マフラーの状態 | |
リヤーアクスル | ・コントロールアームUPボールジョイントのがたつき、ダストブーツの切れなど |
・コントロールアームUPブッシュのひび割れ、磨耗 | |
・コントーロルアームLOWボールジョイントのがたつき、ダストブーツの切れなど | |
・コントロールアームLOWブッシュのひび割れ、磨耗 | |
・デフホーシングの状態、取り付け不良、曲がり、オイル漏れ | |
・アクスルシャフトの曲がり | |
サスペンション | ・ショックアブソバーの状態、オイル漏れ、取り付け部分ブッシュの異常 |
・リーフスプリングの取り付け不良、曲がり、へたり | |
・サイレンサーパットの状態 | |
ドライブトレイン | ・プロペラシャフトクロスジョイントのガタつき、錆び |
・プロペラシャフトバランサーウエイトの付き、曲がり | |
・センターサポートの切れ | |
・ベアリングの不具合 |
コンピュター診断 | ・過去に起きたトラブルの確認 |
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・現在起きているトラブルの発見 | |
・これから起こり得るトラブルの予想 | |
・エンジンデーターセンサー確認(水温、チャージ量、油圧など) | |
・イグニッションシステムの点検確認 | |
・フューエルシステムの点検確認 | |
・オートマッチクトランスミッションの状態 | |
・ABS、SRS系統の点検確認 | |
・オーディオ関連の点検確認 | |
・PCMプログラミングバージョンの確認、プロフラミング作業 | |
・現在セットされているトラブルコードのクリアーとリセット作業 |
エンジンルーム点検 | ・エンジンオイルの質、量 |
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・ATFの質、量 | |
・パワーステアリングオイルの質、量 | |
・ブレーキオイルの質、量 | |
・エンジンオイル漏れ | |
・クーラント漏れ | |
エンジン補機類 | ・エアーフィルターの汚れ |
・オルタネーターの取り付け状態、発電量 | |
・エアコンコンプレッサーの異音、ガス漏れ | |
・パワーステアリングポンプの取り付け状態、オイル漏れ | |
・ファンベルトの状態、伸び、磨耗、亀裂 | |
・ファンベルトテンショナーの機能、取り付け状態、プーリーの異音 | |
・ファンベルトアイドラプーリーの取り付け状態、ベアリングの異音 | |
・ラジエーターUPホースの状態、硬化、切れ、漏れ | |
・ウオーターポンプからの異音 | |
・クーラントの漏れ、量、濃度 | |
・クーリングファンカップリングの動作状態 | |
・ラジエーターの取り付け状態 | |
・ファンシュラウウドの取り付け状態、割れ、ずれ | |
・バッテリーターミナルの緩み、電気配線、エンジンハーネスの状態 |
これだけ点検して、
8,800円(税込)
※当社HPにて事例紹介(顔出しOK、氏名(仮名))をご了承いただける方は、次回からお使いいただける2,000円のクーポン券を贈呈致します。
法定点検では足りない?
「法定点検はやった。でも、アメ車の調子が悪い」
普段から乗り慣れているアメ車だから分かる、「いつもと何かが違う」。
「この間、修理したばかりなのに、今度はこっちが…。」
直しても直しても、つぎづきとでてくる車の不調。
「悪い箇所によっては、買い替えた方がいいのかな。」
こんな思いを持ったことありませんか?
法定点検だけでは、完璧な点検といえないのです。
なぜでしょうか。
自動車点検基準の項目をよく見てみてください。
点検項目は全て「自動車が安全に走行するため」の項目で「自動車の調子の悪いところを探しだす」点検ではないのです。
法定点検 自動車点検基準表(自家用乗用自動車の場合)
項目 | 12ヶ月 | 24ヶ月 |
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かじ取り装置 | ||
ハンドル | – | 操作具合 |
ギヤ・ボックス | – | 取付けの緩み |
ロッド及びアーム類 | – | 1. 緩み、がた及び損傷 |
2. ボール・ジョイントの ダスト・ブーツの亀裂及び損傷 |
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かじ取り車輪 | – | ホイール・アライメント |
パワー・ステアリング装置 | ベルトの緩み及び損傷 | 1.油漏れ及び油量 |
2.取付けの緩み | ||
制動装置 | ||
ブレーキ・ペダル | 1.遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間 | – |
2. ブレーキの効き具合 | ||
駐車ブレーキ機構 | 1.引きしろ | – |
2.ブレーキの効き具合 | ||
ホース及びパイプ | 漏れ、損傷及び取付状態 | – |
マスタ・シリンダ、 ホイール・シリンダ及び ディスク・キャリパ |
液漏れ | 機能、摩耗及び損傷 |
ブレーキ・ドラム及び ブレーキ・シュー |
1.ドラムとライニングとのすき間 | ドラムの摩耗及び損傷 |
2.シューの摺動部分及びライニングの摩耗 | ||
ブレーキ・ディスク及びパッド | 1.ディスクとパッドとのすき間 | ディスクの摩耗及び損傷 |
2.パッドの摩耗 | ||
走行装置 | ||
ホイール | 1.タイヤの状態 | 1.フロント・ホイール・ベアリングのがた |
2.ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み | 2.リヤ・ホイール・ベアリングのがた | |
緩衝装置 | ||
取付部及び連結部 | – | 緩み、がた及び損傷 |
ショック・アブソーバ | – | 油漏れ及び損傷 |
動力伝達装置 | ||
クラッチ | ペダルの遊び及び切れたときの床板とのすき間 | – |
トランスミッション及び トランスファ |
油漏れ及び油量 | – |
プロペラ・シャフト及び ドライブ・シャフト |
連結部の緩み | 自在継手部のダスト・ブーツの亀裂及び損傷 |
デファレンシャル | – | 油漏れ及び油量 |
電気装置 | ||
点火装置 | 1.点火プラグの状態 | – |
2.点火時期 | ||
3.ディストリビューターのキャップの状態 | ||
バッテリ | ターミナル部の接続状態 | – |
電気配線 | – | 接続部の緩み及び損傷 |
原動機 | ||
本体 | 1.排気の状態 | – |
2.エア・クリーナ・エレメントの状態 | ||
潤滑装置 | 油漏れ | – |
燃料装置 | – | 燃料漏れ |
冷却装置 | 1.ファン・ベルトの緩み及び損傷 | 燃料漏れ |
2.水漏れ | ||
ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置 | ||
ブローバー・ガス還元装置 | – | 1.メターリング・バルブの状態 |
2.配管の損傷 | ||
燃料蒸発ガス排出抑止装置 | – | 1.配管等の損傷 |
2.チャコール・キャニスタの詰まり及び損傷 | ||
3.チェック・バルブの機能 | ||
一酸化炭素等発散防止装置 | – | 1.触媒反応方式等排出ガス 減少装置の取付けの緩み及び損傷 |
2.二次空気供給装置の機能 | ||
3.排気ガス再循環装置の機能 | ||
4.減速時排気ガス減少装置の機能 | ||
5.配管の損傷及び取付状態 | ||
エグゾースト・パイプ及びマフラ | ||
エグゾースト・パイプ及びマフラ | 取付けの緩み及び損傷 | マフラの機能 |
車枠及び車体 | ||
車枠及び車体 | – | 緩み及び損傷 |
法定点検とは?
車を買ったときに「諸費用」に含まれていたり、車検のときに行う「法定点検」(「定期点検」とも言われます)。法定点検とは、国土交通省が定めた点検基準表に沿って、12ヶ月に1度受けることが義務づけられている点検のことです。では、法定点検にはどんな項目が含まれているのでしょうか?自家用乗用自動車の場合、「自動車点検基準」で定められている項目は、12ヶ月点検が26項目、24ヶ月点検は56項目あります。かなり細かな箇所まで点検しますが、点検項目は全て「自動車が安全に走行するため」の項目で「自動車の調子の悪いところを探しだす」点検ではないのです。
だから、「法定点検はやった。でも、アメ車の調子が悪い」ということが起きるのです。
では、戸村ガレージの愛車点検の流れを見てみましょう。