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アメ車修理、1998年ダッチラムバンオートマリビルド Vol.2

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修理事例
車種アメ車修理、1998年ダッチラムバンオートマリビルド Vol.2
依頼内容1998ダッジラムバン、オートマ故障、オートマオーバーホール

vlo1ではアキュムレーターピストンの分解まで作業

してきました。

Vol.2ではフロントバンドとリヤバンドを作動させる

アキュムレーターピストンの分解作業からです。

MTのように異なるギヤの組み合わせで入力される

回転数を変えるのに複雑な構造は必要としませんよね。

ATはエンジンからの回転を絶たずに回転数を変化

させていくので内部構造はかなり複雑になります。

回転数を変えるには大小異なるギヤの組み合わせで

行えます。

一定の回転数で回る電気モーターがあります

モーターに小さいなギヤ(直径が小さい)を

付けた時と大きなギヤを付けた時、どちらが早く

一回転するでしょうか。

小さいギヤの方が早く回転しますよね。

小さなギヤで大きなギヤを回せば。。。

回転数は少なくなりますが力が増します。

MTの変速はエンジンの回転を一時的に切り離し

ギヤを組み替えますが、ATはエンジンの回転を

切り離すことはできません。

なのでMTのようにギヤの組み合わせではなく

プラネタリギヤと呼ばれているギヤの回転に変化を

つけて回転数を変えています。

興味を持った人は「プラネタリーギヤ」「遊星歯車」などで

ググってみてください。

このプレネタリギヤの回転を制御する事でAT内部の回転数

を変えているのです。

プラネタリギを制御している部品がブレーキバンドと

言う部品でブレーキバンドを作動させているのが

これから分解をするアキュムレーターピストンです。

ピストンはケース内に収められていて、外すにはクリップを

外す必要があります。下からのスプリングの力で押し上げて

られているのでまずは道具を使いピストンごと下に押し下げ

スプリングをプレスします。

2020.12.25

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  • cの形をしているリングを外すんです。
  • どこにで売ってるクランプを使いスプリングをプレスします。
  • アキュムレータをケースから出すと画像のような順番で入っています。