383ストローカーリビルド(1) アメ車修理

2025年5月17日更新

まずは下記を読んでからご覧ください。

自分が組んでいる383は「静かなストリート仕様」

ここで補足しておきます。

今回取り上げている383ストローカーは、
自分が実際にリビルドしているエンジン ですが、
用途はあくまで 静粛性を重視したストリート仕様 です。

日本のストリートカーとして使う以上、
冷間時を含めて
不要な打音が出ない状態 を前提に組んでいます。

そのため、
今回のリビルドでは、

  • クリアランス設定

  • 測定精度

  • 加工状態の確認

これらを重視し、
「音が出ても仕方ない」という前提では
一切進めていません。

383だから音が出るのではなく、
音が出ない383を成立させるために、
何を確認し、何を測定するのか

それを整理するためのシリーズです。

ここから本文になります。

ストローカーエンジンってご存じでしょうか。

アメ車乗りなら皆さん知ってますね。

ストックエンジンのリビルドはサービスマニュアルが存在しているので

マニュアルに沿って忠実に作業を行って行けば良いのですが

ストローカーに関しては、how toやmethodの本は多数出版されて

いますが、マニュアルと呼べる本は一切ないのです。

あるとすれば専門知識と経験を持ったメカニックの頭の中にだけ

にあるんだと思います。

383ストローカーとは

SBC 350CIDエンジンのクランクシャフトをストックよりストロークが長い

シャフトに交換して383CIDにしちゃおうと言う事ですね。

シャフトだけでは383CIDにはなりませんが簡単に言うと

そう言う事です。

ストローカーにリビルドする上で一番重要なのは使われるパーツ

のバランス、次にオーナーが希望するエンジンに仕上げるための

パーツチョイスです。

個々にパーツを購入するのも良いでしょうが、ここは日本なので

部品のバランスやマッチングが悪い時はそれを補ってくれて個人を相手にして

くれるマシーンショップがないのです。

なので金額的には高くなってしまいますが、ショートブロックだけでも

信頼あるショップでオーナーの希望に合ったキットを購入した方が確実です。

バランスの話になりますが、ピストンセットを購入しても8個全て同じ重量とは

限りません。1個づつ重量を測定し一番軽いピストンに合わせます。

コネクティングロッドはコネクティングロッドの全体の重量に加えて

ビッグエンド側、スモールエンド側の重量を測定して誤差(プラスマイナス0.5g以内)にする必要があります。

すでにリビルドされていた383ストローカーエンジンを再リビルドして

行きます。