アメ車修理の見積 ザックリなんてないです。
2024年8月22日更新
現車を点検せずに
ザックリで良いんで「見積お願いしまぁーす」
なんてお願いされるのですが、「ザックリ」なんて見積は
無いんです、出せないのです、困ってしまうのです。
お願いされた工場さんも多いのではないかと思います。
国産車や簡単な整備の見積なら部品商に、アレとコレ2つに
あっそうだこれも見積お願いしまぁーす!
で済んでしまいまとめるのも1時間もあれば出来上がってしまいます。
外車で少しばかり旧車になるとまずは、部品探しから始めるのです
部品商にお願いすれば良いんじゃない?と思うでしょうが、旧車(10年も経てば)
見積をお願いしても返ってくるのは、「生産中止」「輸入不可能」なんて事ばかり
なんですね。
街の部品商が見積と在庫を確認するのはヤナセか内外の自動車部品を輸入販売
している大きな部品商社で確認をするのです。
外車の旧車になると部品名だけじゃ確認できないので、パーツナンバーを
提示されるように求められます。
ほとんどの部品商社はパーツリストを持っているようで、昔は本、少し前はCDかDVD
今はwebで閲覧するのです。
本なら大切に保管していれば今でも通用しますが、問題なのはCDとDVDです
パーツリストは映像ではないので、閲覧するにはその年代のウインドーズ
がインストールされたPCとアプリケーションが必要になってきます。
旧車の部品のためにPCを何台も維持していけないしPCはどんどん新しく
なって昔のCDやDVDパーツリストは閲覧できなくなるしで結果的に
旧車の部品は入手不可能か在庫無しとなってしまうのです。