アメ車修理 水温高め オーバーヒート 季節 SES エンジンチェックランプ
2022年9月1日更新
アメ車での季節的なトラブルの中に、オーバーヒートとまでは
いかないが常に水温が上がり気味とか、
エアコンを使っているときだけ一般道で水温が上昇または
オーバーヒートする。高速道路だと正常なんて言う不思議な
トラブルがある。
この対策として、電動ファンを追加することが多いようですが
根本的な解決にはならないのです。
基本的な点検を怠っていると電動ファンを着けましょう!
なんて事になる。
水温が上がってしまう原因は本当幾つもあって
クーラント濃度とか、サーモスタット不良や
サーモスタットが抜かれているなんて場合もあります。
水温高めのアメ車はサーモスタットを抜けばOKなんて
思っている人も多いのですが、サーモスタットが入って
いないと水温に関係なく常にエンジン内部とラジエーター
内部を流れていることになります。
そうなるとクーラントを冷やす場所(ラジエーター)が無くなって
しまうのです。
季節物のトラブルとしてエバポと言うのがあります
トラブルコードはP0450~P0459辺り。
合計22種類のコードが存在してます。大きく分けると、センサー系統、ソレノイド系統、モジュール系統、キャニスタガスリーク系統、などに分けられる。P0453は外部に漏れてはいけない、キャニスターガスの圧力を測定しているセンサーの故障です。リードアウトコードしたスキャナーに表示された文字を書いてくれたが「プレッシーセンサー」で終わっているがこの後にもう一言、二言表示されていなかったでしょうか?エバポシステム系統に関係しているセンサーは何個もあってこのスキャンニングでは曖昧すぎて適切な修理は出来ません。P0453をトリガーする他のコードも複数ある、トリガーとはPCMにデターを自動で送信しデーターを収集する事です、収集した結果、大気汚染してしまう故障が発生した場合にエンジンチェックランプを点灯させドライバーに知らせます。複数あるトラブルは、モジュール系統のトラブル、燃料タンクの不良や破損、キャニスターフィルターの不良、ベントバルブなどがあります。「センサープレッシャー」の後の文言がないと複数ある故障原因を一つ一つ調べるかまたは部品を交換しないと追及する事が出来ないのです。P0453が入力されこのコードを見た修理工場がよく誤診してしまうのは、燃料タンクキャップ不良、パージバルブ、ベントバルブなどです。ここで一つだけ重要なヒントがQには書いてあります、それはどんな状態でもエンジンを始動すれば点灯すると言う事です。キャニスターガスをパージする条件はガス圧が高くなった時です。圧が高くなる状態は気温の上昇、走行時にタンクに戻ってくる燃料が熱くなっている状態です。
季節物と言われる故障に上記のようなトラルブがあるわけです。
オーバーヒートまたは水温高めってのはどこかに原因があるわけで
夏だからじゃないんですよ。
サーモを交換してもダメ 電動ファンを着けてもダメ
じゃなんでしょうか?
困ってしまったメカさんはこんな時
この車はこうなんですよね
水温メーターの故障ですね
乗っていても問題ないですよ
こんな分けもわからない言葉を口するんです
クーリングシステムが正常なら、渋滞にはまろうが
エアコンを使っていても水温は正常値なんですよ
いつも水温高の場合
LLC濃度が関係しています
エンジンオウータージャケット詰まり
ラジエーター詰まり
ウオーターポンプインペラー不具合
クーラントスローリーク
カップリングファンクラッチ不具合
などなど
オーバーヒートしてしまう場合
水温高めになる原因に加え
シリンダーヘッドガスケット不具合
サーモスタット不具合
パワーステアリング、ATクーラー不具合
クーラントリーク
などなど。
まぁ原因はいっぱいあるんで、電動ファンで
解決させようとするのは良くないですね。
季節トラブルなんても無いですから。