原因はPCMやATばかりじゃない
2020年3月11日更新
オートマの不具合で最近悩むようになってきました。
ただたんに滑りなどではないのです。
オーバーホールしたのにもかかわらずODが入らない
おかしいと思い正常に走っていた車両のATと使えても
ODに入らない。オーバーホルをしたATを他の車両
につけると正常に動きODも入る。
何を交換しても改善しない。
このような原因不明の故障が何台も続いたのです。
アメ車ってこんなに難しくなかったんだけどな。。。
94年頃までのオートマには電気はあまり使われてなくて
使われていてもVSS(ビーグルスピードセンサー)
TCC(トルクコンバタークラッチ)簡単に言えばOD
(オーバードライブ)だけだったのですが、95辺りから
は電気ソレノイドが入りPCMが油圧を制御しソレノイド
を作動させシフトがきりかえています。
ODの仕組みも色々でGMは60km付近になると
TCCソレノイドがONになるのですがその仕組みは
VSS-PCM-TCCソレノイド
フォードだと
VSSからスピードメーターに入りTCCソレノイドをONさせています。
クライスラーやダッジは
VSS-PCM-TCCソレノイド
なんですがワイアリングダイアグラム(配線図)をみると
複雑に入り組んでいるんです。
何だもの内の2台は解決まで1か月、もう一台は一年近くかかりました。
原因から言ってしまえば
ダッジラムバンの場合はエンジンスターターの取り付け配線が
原因でした。
1年かかったフォードエコノラインは
ナビゲーションのスピードセンサー配線が原因だったのです。
症状から原因追及までの経緯は今度
詳しく書いていきます。