エンジンオイル漏れ アストロ

2019年11月14日更新

アストロに限らず、アメ車オーナーはオイル、フリュード漏れ

には敏感なりますよね。

いったい車には何種類のオイルやフリュードが使われて

いるのでしょうか?

 

オイルとフリュードの違いについて。

ブレーキ”オイル”ってつい言っちゃいますよね。

正しくはブレーキ”フリュード”

ですね。

フルードとはブレーキやオートマッチクトランス

ミッションなどに使われ油圧で機械を動かすために

使います。

ブレーキならドライバーがブレーキペダルを踏むと

マスターバック(倍力装置)が働きブレーキマスター

シリンダー内のピストンを動かしブレーキフルードを

ABSユニットやブレーキキャリパー、などに

圧送します。

オイルは主に機械の潤滑に使われています。

 

そこで、最近なんか垂れてるんだよね地面に…。

こんな経験ありますよね?

垂れているモノは赤ぽかったり緑だったり

垂れた地面から視線を上に持っていき

どこから漏れてるって覗き込んでも全体が湿って

いて分からん!

エンジンオイルが漏れてくる箇所は

上の方から並べていくと、インテークマニ、

バルブカバーガスケット

ホールドガスケット、エンジンヘッドガスケット

フロントカバーガスケット、クランクシャフト

オイルシールフロント、クランクシャフトオイル

シールリヤー、エンジンオイルパンガスケツト

オイルドレーンパッキン。特殊な事例を除けば

上記に挙げた箇所から漏れが発生します。

エンジンオイルパンガスケットからの漏れ修理は

オイルパンを外す必要があります。

オイルパンをエンジンブロックから外しなおかつ

シャーシから外に出す事も必要なのです。

多くの車両はミッションを外しエンジンを持ち上げる

作業が必要になるのです。

全ての車に同じような作業が必要になる

分けではありませんがオイルパンガスケットは

安くても工賃が掛かってしまうのは仕方ありませんね。

エンジンオイル漏れ箇所を探す時は、まず洗浄

オイルで湿っている周りをきれいに洗浄しますよ。

その後普段と同じように使用しながら注意深く

点検し漏れ箇所を突き止める方法とエンジンを

かけながら点検する方法があります。

滲み程度だと走行しながら点検の方が

良いでしょう。

漏れる量が多い時は走行せずエンジンをかけ

点検しましょう。

 

インテークGK(ガスケット)の場合なら

インマニを止めているボルトを軽く増し締めして

様子を見てください、納まるかもしれませんよ。

インマニの前後からの漏れの場合はRTVから

なのでインマニを外してGKとRTVを交換します。

バルブカバーGKの場合も増し締め。

ヘッドGKの場合は交換。

オイルパンGKの周りで左右の端からなら

増し締め、前後ならRTVなので交換です。

クランクシャフトオイルシール前後は交換。

このように漏れ箇所や状態に応じて増し締めで

直る事もありますのでやってみてください。