Car Care Center TOMURA GARAGE- USABLE BIBLE -Q&A 特集
  1. ホーム
  2. USABLE BIBLE
  3. Q&A 特集
  4. No.014 96カプリス

No.014 96カプリス

Q&Aは毎月欠かさず読まさせて頂いております。
自分と同じ車種などの記事の時は切り抜きをして保存しています。自分の車は96カプリスです。

最近になり高速走行になると今まで出ていた温風が気がつくとぬるくなっていたりします。時速にすると70kmくらいから症状が出る事があります。
一般道でも40~50kmくらいでは症状は出ません。
水温計も下がったりしません。

サーモスタットを交換したり、前にQ&Aに書いてあったように、ラジエーターの半分をダンボールで塞いで見たりしましたが症状は改善されません。

そこで教えて欲しいのですが、このような症状の時どんな事が考えられるのでしょうか。対処方法などがあれば教えてください。



欠かさず読んでくれてるんだありがとう。
しかしですよ、「切り抜き」はしないで次からは一冊丸々取っておいてくれよな。

自分で試した事も書いてくれて欠かさず読んでくれているって分かるよ。
普通の速度でなら温かい風が出るのであれば、ヒーターコアの詰まりじゃないし、ヒーターバルブの動きが悪いとも言えないし…。
もしカプリスのHVAC「ヒーターベンチレーションエアコンド」がオートならHVACをコントロールしているモジュールが壊れかけているのかもしれないし外気温度センサーの不具合かもしれない。
エンジンルームを見てヒーターバルブが使われているタイプならそのバルブの開閉の度合いでヒーターコアに流れ込むクーラントの量を調整して温度調整をしているから室内のヒーターコントロールパネルで温度調整をした時にそのバルブがちゃんと作動するか確認をする。
バルブが使われていないタイプならヒーターコアにはいつでもクーラントは流れ込んでいて、ヒーターコアは熱くなっているからコアに入る2本のホースに温度差がないか点検をして見る。

かなりの温度差がある時はコアの詰まりが考えられる。
ホースに温度差がない場合は、エバポレーターケース内でヒーターコアー、エバポレーターどちらかに風を通し分けるか調整をするベンチレーションドアー「フラップ」とも言いますが、そのドアーの動きがルーズになっているのかもしれない。
このドアーはモーターで動かされていたり、アクチエーター「バキュームダイアフラム」で動かされています。
アクチエーターのタイプならアクチエーターを動かすバキュームホースのリークやダイアフラムが破損している可能もあります。
またバキュームでベンチレーションドアーを動かしているタイプはエンジンが作り出す負圧を利用している。
常にエンジン回転は一定ではないので回転数によっては作り出される負庄に強弱がついてしまう。
そうなれば負庄が大き時は良いが小さ時はアクチエーターを留めて置くことが出来なくなります。
そうならないようにサージタンクと呼ばれる負庄の力を一時的に蓄える貯槽が取り付けられている、そのサージタンクにクラックが入っていたりバキュームホースの状態が良くないと負庄の力が不安定になってしまう。

なのでエンジンルーム内のバキュームは全て点検しHVACシステムに使われている思われるホースをどこまでも追っていけばタンクがあるので点検すると良いだろう。




アストロのHVACコントロールパネルですが、パネルにAUTOの文字やボタンが無いのでこれはマニアルになります。

エンジンルームを覗き込んで写真のようなバルブが使われていたら、バルブに入るホースを抜いてパネルを操作した時に負庄に変化があるか確認をする。

エバポレーターケース下に通っている2本のホースとの間にある丸いケースを確認出来るだろうか、これがサージタンクです。



Copyright © TOMURA GARAGE